「教育ネットひむか」について

宮崎県教育情報通信ネットワーク「教育ネットひむか」について

 「教育ネットひむか」は、学校等の教育機関が、安全にインターネットを利用する目的で、整備を進めてまいりました教育情報通信ネットワークです。

 現在、学校では、子どもたちが自由にインターネットを活用して、さまざまな情報を収集し、発信する授業研究が盛んに行われています。これから予想される高度情報通信社会をたくましく生き抜く子どもたちを育てるためには、インターネットに慣れ親しむことを通して、情報活用等の基礎的な資質や能力を育成する必要があります。そのためには、子どもたちが、いつでも、どこでも、インターネットを活用して自主的・主体的に学習等に取り組むことが望まれます。

 しかし、インターネット上には、わいせつ画像などの違法・有害な情報もあり、必ずしも教育に役に立つものばかりではありません。また、インターネットでは、情報の送受信が容易であるため、著作権やプライバシー保護について、子どもたちに正しく理解させる必要があります。そこで、県教育委員会では、インターネットにかかわる多くの課題に積極的に取り組み、21世紀を担う子どもたちを育成するために、教育情報通信ネットワーク「教育ネットひむか」を教育研修センター内で管理・運営しています。


 

1 利用内容

インターネット接続サービスの他、下記の利用ができます。

  ア 学校や教育機関等のホームページの開設
  イ 電子メールの利用
  ウ 電子掲示板、電子会議が利用
  エ 教育用データベース等の利用

 
 
○ホームページの開設
 学校紹介や学習活動の報告、地域での活動の様子をホームページにまとめて世界に向けて発信できます。

○電子メールの利用
 学校、教育機関、および希望教育関係職員にメールアカウントを発行します。

 世界中の人々と電子メールを交わしながら学習を進めることができます。
 同じ課題に取り組む人同士で電子メールを共有するメーリングリストのサービスも行います。

 

○教育用データベース
 学習に役立つ情報および各種教育情報資料を電子化し、ネット上で自由に検索できるようにします。
 また、県下の有益な学習および教育情報を随時蓄積していきます。

 


2 システムの概要について

 各教育機関からは、専用線、地域イントラネットから、「宮崎情報ハイウエイ21」を経由して「教育ネットひむか」(宮崎県教育情報通信ネットワーク)に接続(平成12年2月1日「教育ネットひむか」開設、平成14年9月1日「宮崎情報ハイウエイ21」との接続、令和2年11月にMAIN(宮崎行政情報ネットワークへ変更))。
 平成24年1月1日からサーバ機器等を更新して、地震災害等に強い宮崎中央iDC(宮崎中央インターネット・データセンター)に設置。
 平成29年1月1日から「新教育ネットひむか」として、同宮崎中央iDC内の県のサーバ統合基盤に移行・更新し、稼働している。
 教育ネットひむかの上位回線であるQCN(40Mbps)と県庁LANの上位回線であるQCN(40Mbps)を統合し、同一金額の契約で通信容量が200Mbpsにアップ後、教育ネットひむかは平成25年8月に100Mbps(教職員50、児童生徒50)、平成26年2月には150Mbpsに増速した。更に平成29年4月から、補助回線により増強を図っている。(補助回線は一般用BBIQビジネス回線)
 令和2年度末から令和3年度にかけ、GIGAスクール構想による小中学校1人1台端末の整備が進み、県立学校を含め民間回線の移行がすすめられた。