HELLO javaを大きく表示させよう(paintメソッドについて)

import java.applet.Applet;
import java.awt.*;

public class ren2 extends Applet{
  public void paint(Graphics g){          ←@
    Font f=new Font("TimesRoman",Font.ITALIC,20);  ←A
    g.setFont(f);                 ←B
    g.drawString("Hello java",20,20);       ←C 
  }
}

@paintメソッドの定義

 paintメソッドは、Javaにあらかじめ用意されているメソッドで、このメソッドを用いて、何かを描画していきます。
「public」・・このメソッドは他から利用できる。そのクラスの外からもクラスを参照できると言う意味です。
「void」・・何も値を返しませんという意味です。
「paint」・・メソッド名
「(Graphics g)」Graphicsというタイプの部品がオブジェクト(変数・実体)gに送られたという意味です。言いかえると、アプレットのグラフィックスを担当する部品が、gというオブジェクトに格納されたということになります。だから、このオブジェクトを操作すれば、いいんです。



Aフォントのインスタンスの設定
 インスタンスの生成はnewを使うと生成できます。
「Font f」・・フォントのインスタンス
「TimesRoman」・・フォント名、ブラウザで表示できるフォントでないとダメです。(Dialog,Helvetica,Courier,Symbolなどがある)
「Font.ITALIC」・・イタリック体で表示(PLAIN,BOLDなどがある)
「20」・・文字の大きさ


B描画するgオブジェクトにFONTのインスタンスを設定します。


Cgオブジェクトに”Hello java”を描画します。
   g.drawString("Hello java",20,20);
  は、<対象の部品>.<メソッド>(<引数>)で書かれていますが、
この形が、Javaで命令を実行する時の基本形です。



問題1. もっと大きな文字を表示させよう。
問題2. イタリック体でなく、太字を表示させよう

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